ブヨブヨお腹の体脂肪率にビックリ!BMIと体脂肪の違い
最近よく耳にする「BMI(Body Mass Index) 」とは
身長と体重から単純に算出しているものです。
ですので、身体についているのが筋肉なのか
脂肪なのかはわかりません。
どのくらいの脂肪が身体についていて
どのくらい必要がないかがはっきりわかってきます。
健康状態をより詳細に把握するためには、
BMIだけでなく体重に対する体脂肪率を把握する必要があります。
計算方法
体脂肪率 = 体脂肪量÷体重×100
成人男性は23.0%以上、成人女性は33.0%以上で肥満とされています。
男性
低体脂肪 ~11.9%
中体脂肪 12.0~22.9%(標準)
高体脂肪 23.0%~
23.0%以上は軽度肥満 27.0%以上は中度肥満 31.0%以上は重度肥満
女性 (15歳以上)
低体脂肪 ~21.9%
中体脂肪 22.0~32.9%(標準)
高体脂肪 33.0%~
33.0%以上軽度肥満 37.0%以上は中度肥満 41.0%以上は重度肥満
体脂肪率を使用すると、BMIが同じでもそれぞれの体型は異なります。
体脂肪率は高すぎても低すぎても良くありません。
体脂肪率が低い状態は免疫不全やホルモンバランスの乱れの原因となるためです。
脂肪量を示す体脂肪率、肥満度の指数がBMI
アスリートのように筋肉質の方は、
ですので、BMIはあくまでも目安であり、
全ての方に当てはまる指標ではありません。
BMIは肥満指数の目安となるので、
体脂肪率を基準に標準体重を計算することをお勧めします。
以下の方は要チェック
隠れ肥満です。
アスリート体型の方です。
例えば…身長175㎝、体重80㎏
=BMI26.12となりますが、
体脂肪率10%の場合では肥満ではないということです。
BMIは全ての体型の方を対象にしているのでなく、
肥満度の代替指数となるので、該当しない方は体脂肪率から
目標体重を設定する必要があります。
健康を保ちやすい体脂肪率の理想値
男性17.0~18.0%(標準値→12.0~22.9%)、
女性27.0~28.0%(標準値→22.0~32.9%)です。
この標準範囲を保つと健康を維持しやすいです。