【最も楽して痩せる?】1日3食は”食べ過ぎ”なのか?否か?
毎日16時間だけ食べなければ
痩せるといわれるダイエット
これが最も楽して痩せる方法!?
食べない時間が10~12時間を過ぎると、
身体の中に蓄えられていた糖がなくなり、
身体の中の体脂肪を分解してエネルギーを作ります。
その事によってダイエット効果があると言われる
16時間断食ダイエット。
「16時間食べないとなると食事の回数は何回になりますか? 」
「寝てる時間は含まれますか?」
このような質問をよくされます。
食事をしない時間(空腹の時間)を作ることでのメリット、
またこのダイエットのデメリットを説明します。
「そもそも1日3食は食べ過ぎ」なのか?
お腹が空いてないのに「3食食事をする」ということありませんか?
3食が食べ過ぎなのかというと、そういうことでもありません。
ですが、
「お腹が空いた=食事をする」ではなく、
「3食食事をする」という概念に囚われすぎて
「食事の回数」で食べ過ぎか、そうではないかを決めていませんか?
食事はお腹が空いたと感じたら食べるのが一番です。
「お腹が空く」タイミングで食事を摂ると
だいたい1日2食になります。(個人差はありますが。)
「なぜお腹が空くのか?」
大きく分けると
「身体が栄養を栄養を欲しているとき」
「血糖値が急激に降下したとき」
の2つの理由が考えられます。
食後でもお腹がすく理由は「血糖値の急降下」が考えられます。
特に、糖質の多い食事をしたあとには、
血糖値のスパイクが起き、血糖値を著しく急上昇させ、
その後急降下することで「空腹感」を感じさせます。
また、糖質は脳のエネルギー源となるため、
不足したとき、エネルギーを補給するように指示を出します。
低血糖状態は人間にとって危険信号のようなものなので、
何か食べないといけないという反応が起き
「お腹が空く」ということです。
16時間断食ダイエットをしていても、
慣れるまではお腹は空きます。
ですので、「低GI食品」を選び食事をするように心がけましょう。
1日2食のメリットとデメリット
メリット
①ダイエット効果に優れている
約10時間から12時間が過ぎた頃から身体に蓄えられていた
糖質がなくなり、体脂肪をエネルギーに変えて身体を動かします。
その事により体脂肪を減らす効果があります。
②アンチエイジング効果に期待できる
食事をしない時間が約12時間ほど過ぎた頃から、
身体は グレリン(成長ホルモン)が分泌され、
代謝を高め、筋力量増やしたり、脂肪の分解を促進させます。
そのことと同時に、脳や血管やお肌などを若く保つ
サーチュイン遺伝子(若返りホルモン)が活性化します。
③食事が楽しくなる
なんとなく食べていた食事が、
お腹が空いてから食べることで、今まで以上に楽しみになり
すごく美味しく感じられるようになります。
本当に楽しく美味しく感じるので食べすぎに注意しましょう。
④時間ができやすい
1食の食事の準備、食べる時間は以外に多くの時間を使っています。
その時間を趣味やリラックス時間に使えます。
喫煙者がタバコを辞めたときに似ているでしょうか。
デメリット
①空腹に耐えられなくなる
精神的にきつい感じることも多いです。
急に食事を2食にするのではなく、徐々に食事量を減らしていき、
間隔を開けて2食にしていくことをおすすめします。
はじめのうちは間食をはさみ、空腹に耐えられるようにしていきましょう。
間食のおすすめ→ナッツ類、少量のチョコレートなど
②1食抜いて、2食にしてもドカ食い注意
2食に変えてから、空腹のあまりドカ食いは要注意です。
少し時間をかけて、バランスの良い食事を摂ることで満たされやすくなります。
③短期では痩せない
最低でも3ヶ月の期間を必要とします。
すぐに結果の出るダイエットは非常に危険ですし、
リバウンドしやすくなります。
このダイエットは3ヶ月ほどの期間で進めていくことで
結果が出やすくなります。
④成長期は危険
成長期は栄養を多く必要とするため、
2食をバランス良く食べても栄養が足りなくなります。
成長期の身体には非常に危険ですので
くれぐれも行わないようにしてください。
⑤妊婦/持病を持っている方の2食も危険
空腹時間を作ることで健康にとはいえど、
栄養をしっかりと取らなくてはいけない妊婦さんや
持病を持っている方にはハードルが高く
胎児に影響がでたり、持病の症状悪化に繋がる可能性があります。
⑥アスリートのパフォーマンス能力の低下
運動量の多いアスリートは、トレーニング中などに
ハンガーノック(ガス欠)を起こす可能性が高くなります。
そのため、減量の必要なスポーツを行っている方は
大会直前には栄養をしっかり摂っています。
このダイエットを行うにあたって栄養不足にならないために。
栄養を補う手段を確立しておく
・青汁など
準備をし、だるさや頭痛などの症状が出る前に
しっかりと摂取できるようにしておきましょう。