お腹の脂肪燃焼に効く!運動を少し変化させるだけでお腹お肉が減る!?①
そもそも脂肪とは?種類がある?
「脂肪」と言っても、その種類は大きく2つに分類されます。
それぞれ役割や性質が違いますし、
ダイエットでターゲットとなる
脂肪の種類も人によって異なります。
自分についている
「脂肪」は、どっちのタイプなのか?
皮下脂肪
皮膚のすぐ下にある皮下組織に蓄積する脂肪のことです。
皮下脂肪が増えてくると、お腹周りや太もも、
お尻周りがふっくらしてきて、自分でも指でつまむことができます。
男性に比べて女性につきやすく、子宮を衝撃や冷えから守ったり、
授乳期に栄養を蓄えたりする働きも担っています。
一度つくとなかなか落ちにくいのが特徴ですが、
皮膚のすぐ下にあるため、ボディクリームなどを使った
マッサージで脂肪に刺激を直接与えることも可能です。
内臓脂肪
腸間膜(お腹の中で小腸を包みこむ二重の膜)などにつく脂肪のことです。
お腹の深い部分にあるので、皮下脂肪と違って、
指でつまむことなどはできません。
身体のエネルギーの一時的な保存として使われるため、
脂肪がつくスピードも早ければ、落とすのも早いのが特徴です。
メタボリックシンドロームの判定基準にも使われていて、
女性に比べて男性につきやすく、内臓脂肪が増えると
腰回りが大きくなってきます。
脂肪燃焼をわかりやすく詳しく噛み砕く!
運動をする。身体はエネルギーが必要な状態になる。
↓
脳から、体内にある糖質を使ってエネルギーを作るように指示が出される。
↓
糖が足りなくなることで
「代わりに脂肪を分解しエネルギーを作れ」と指示が出される。
↓
そのことにより、脳内でノルアドレナリンやアドレナリンなどの
脂質動員ホルモン(アデポキネチックホルモン)が分泌される。
↓
↓
脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解し血液中に放出する。
↓
脂肪酸が全身の筋肉に運ばれ、エネルギーとして消費される。
↓
脂肪自体が燃焼されることで体脂肪がなくなる。
そこで、
「運動ならどんなものでもいいの?」という
疑問が湧く人もいるかもしれません。
有酸素運動→
酸素を体に取り込みながら、比較的負荷の軽めな動きを
長時間続けるもののことです。
代表的なのは、ウォーキングやジョギング、水泳などです。
エネルギー源…主に糖質、脂質
無酸素運動→
酸素を体内に取り込まず、
負荷の強い動きを短時間続けるもののことです。
代表的なのは、筋トレやウエイトリフティング、短距離走などです。
エネルギー源…主に糖質
脂肪燃焼に効果があると言われているのが有酸素運動。
有酸素運動は比較的長めの時間をかけて行うので、
ゆっくりと脂肪がエネルギー源として向いていますが、
無酸素運動は瞬発的に大きなエネルギーを必要とするので、
常時、筋肉に蓄積されている糖質がエネルギー源として使われます。
最近では、過剰な有酸素運動によって筋力低下するとも言われています。
バランス良く有酸素、無酸素運動をすることをおすすめします。
②へつづく